こんな兆候があったら要注意!
こんな兆候がある人は、まずはフォームの分析をしてみるといいかもしれません。そして、専門家にアドバイスをもらい、改善方法を提案してもらいましょう。まずは、自分を知ることが大事です。
1. 怪我をしたり筋肉痛になる
けがをする理由はさまざまですが、繰り返されるけがやけがが治らない場合は、ランニングフォームが悪い可能性があります。一部の関節や筋肉に集中してストレスがかかるフォームで、過度のトレーニングをしていると、小さなストレスが蓄積され、やがてオーバーユーズ状態になり、炎症や痛みという不具合が現れてきます。
2. 腰が落ちている
腰が落ちると、大腿四頭筋(太ももの前側)に負担がかかります。大腿四頭筋が悲鳴をあげると、次はふくらはぎの筋力を使って走ろうとします。ふくらはぎの筋力は決して大きくないのですぐに消耗してしまいます。腰が落ちる主な原因は、 骨盤の後傾、着地地点が遠い、かかとから着地している、前傾姿勢などが挙げられます。
3. 足音が大きい
足音が大きければ大きいほど、推進力が真下にいって推進力が損なわれ、前に進みにくくなります。地面を蹴ったエネルギーを着地時に殺してしまうことでブレーキをかけてしまっているのです。これでは、膝や腰などに負担がかかり、非効率です。また、地面から強く衝撃を受けているので、疲労骨折する可能性も高まります。
4. フォームが乱れる
腕が横にバタバタしたり、ひざがぶつかったり、頭が揺れたり、片方の足が外に出たりしていないでしょうか。このような乱れは、体がブレて無駄なエネルギーを使いますし、怪我のリスクも高まります。ランニングフォームを改善すれば、今まで限界だと思っていたペースが7~8割で走れるようになる可能性があります。
【 改善方法 】
1. フォームを分析
ランニングフォームは、自分自身の感覚だけでは現状の課題を把握することはできません。 専門家にランニングフォームを分析してもらいましょう。弱点を見つけることができ、フォームを改善するための正しい技術戦略が立てられます。近年では、高機能センサーを用いたランニングフォームの解析ができるアプリなどもあります。
2. 改善を実行
専門家にフォームを分析してもらい、アドバイスをもらいましょう。そして、改善のために行うと良いと言われたトレーニングを実行しましょう。専門家のアドバイスをもとに、自分の走り方に細心の注意を払いましょう。ランニングテクニックの進歩を実現するために、しっかりと行いましょう。
3. フォームに集中する
ただ走るのではなく、腰は落ちていないか。着地は正しいか。歩幅は広すぎないか。フォームが乱れていないか。ランニングのたびに時間をかけて、フォームに集中し、自分の走り方をより意識してください。フォームが乱れてきたと感じたら、修正しましょう。