ランナーにおすすめな音楽
ランニングと音楽の関係
ランナーと音楽の関係はとても密接です。音楽はランニング時のモチベーションやパフォーマンス向上に関係することが知られています。音楽を聴くことで、気分が高揚し、前向きなエネルギーが生まれます。そして、集中力も高まります。また、リラックスした曲やポジティブなメロディを聴くことで、ストレスや緊張が軽減され、リラックス状態に入ることができます。これにより、ランナーの疲労感やストレスの軽減にもつながります。
心拍数の調整
音楽はランニングのリズムやペースを調整するのに役立ちます。運動リズム・呼吸リズム・心拍リズムが同調すると、呼吸がラクになります。そして、エネルギー代謝や運動効率も向上し無駄のない走りができるようになります。ラクに走るコツは一定のペースで走ることです。音楽の一定のリズムがペースメーカーの代わりになります。曲のリズムに合わせて足の動きをコントロールすることで、効率的なランニングフォームを保つこともできます。
ランニングでの音楽の効果
アンケート調査によれば、ランナーの約70〜80%が音楽をランニング中に聴いていると報告しています。そして、ランニングで音楽の効果を実感している人はとても多いようです。音楽を聴くと頑張って走れると感じるランナーは77%にのぼります。Journal of Strength and Conditioning Researchに掲載された 2015 年の研究では、被験者に5kmのランニングの前後にモチベーションを高める音楽と、その後に心を落ち着かせる音楽を聴かせたところ、競技中に39%パフォーマンスを向上させる可能性があると判明しました。
ランナーにおすすめの曲
● 初心者ランナーにおすすめ
1km8分ペースの初心者ランナーには、160bpmの曲がおすすめです。星野源さんのドラえもんなどが160bpmの曲です。
● 中級者ランナーにおすすめ
1km6〜7分ペースの初心者ランナーには、165〜170bpmの曲がおすすめです。大塚愛さんのさくらんぼは168bpmの曲です。
● 上級者ランナーにおすすめ
1km6分ペースの初心者ランナーには、175bpmの曲がおすすめです。福山雅治さんの少年などが175bpmの曲です。